初秋の泉区の森を歩きました。
10/26(土)地下鉄下飯田駅に集合したのはスタッフを併せて20数名。昨日は災害が出るほどの大雨で心配されましたが、その雨も朝にはすっきりと上がり絶好のウォーキング日和となりました。(*^^*)
歩くコースは泉区にある森で、古橋市民の森~鯉ケ久保ふれあいの樹林~中田ふれあい樹林~泉の森ふれあい樹林を歩きながら泉スポーツセンターまで、約6.5kmの行程です。
古橋市民の森では、森を管理されている「和泉の森を育む会」の会長さんから森の説明をしていただきました。ゴミが散乱していた森を20年かけて整備をされ、今年の春にやっと「市民の森」として発足できたとのことで、愛着もひとしおのご様子でしたが、この秋の台風15号と19号の影響は大きく、森の様子が一変してしまったと嘆かれていました。
15号でスギなどの高木がボキボキと幹から折れ悲惨な状態へ、やっと片づけたと思ったのもつかの間、19号の追い打ちでまたまた木が倒れ散策の道は、 根こそぎ倒れた大木も横たわり、通行禁止となっていました。
はからずも「森を育む」ということは自然とのかかわりでもあり、継続することは「大変なこと」だということを目の当たりにしてしまいました。
鯉ケ久保ふれあいの樹林は住宅に囲まれて、きれいに整備・管理されて歩きやすい樹林です。林床ではキンランなどが大切に保護・育てられていて、花が咲く春から初夏は黄色のお花畑になるんでしょうね。見てみたいです。
でもこの樹林も台風の影響は甚大でした。15号での倒木や枝の散乱は一時はきれいに片づけられたましたが、19号の被害でどんぐり広場は、また通行止めとなっていました。
中田ふれあい樹林は0.8㏊とコンパクトな樹林です。一緒に歩かれた地元の方の、「こんなすてきな森があったんだ」の言葉が印象的でした。
台風の被害は比較的少なかったようです。
最後は泉の森ふれあい樹林です。きれいに管理されていて「地元の方々の憩いの場になっていますよ~」と、隣にある泉スポーツセンターの職員の方が言われてました。
市民の森・ふれあいの樹林は横浜市独自の制度で、公園と違い「自然を残し自然に触れていただく」ことを目的にしているとのことです。
管理は地元の愛護会の方がされています。
今回の台風の被害は大きくて、あらためて森を維持するということは大変なことだと実感しました。日頃の管理をありがとうございます。頭が下がる思いでした。
今回のウォーキングルートです。
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